考察と駄文

徒然草です。

 

今回のアドカレは自分が主催ということで初日に記事を投稿したわけですが、主催をするかどうかはともかくとして、なんとなくオンゲキbright MEMORYについて夏ごろから温めていた内容がありました。……が、一応のルールである「ネガティブな話題(ゲームの未来を心配するもの、運営に対する文句や批判など)」に抵触しかねないと思ったので、この記事自体は「アドカレ用ではないただの一般記事」という形で分割して公開しようと思います。

確認できるソースがあれば可能な限り提示したうえでの自分の妄想がメインの内容になるかと思いますので、内容に対する正確性はあまり担保されていません。鵜呑みにしすぎないようにご注意ください。

 

 

もくじ

 

 

(1)販促ポスターが無い?

KoP The 3rd のオンゲキ部門決勝終了後、稼働が告知されたbright MEMORY。

 

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もともとゲーム内チャプター「bright 大感謝祭」が2月に実装されており、そろそろ次回作かな?という予感がしていたところで、2月27日に告知はともかく3月3日に稼働という、明らかに今までとは何かが違う雰囲気がありました。「告知から稼働までが短すぎる」んです。ちょうど今月「CHUNITHM Luminous」が稼働しましたが、今までのオンゲキもCHUNITHMもmaimaiも「稼働日の2週間くらい前に新作告知をして、稼働までに追加曲や新要素を発表する」のが定説だったので。

そして諸々の告知が行われて迎えた稼働日。一切未告知だった初の条件付き隠しチャプター「Memories of O.N.G.E.K.I.」「Spring MEMORY」が判明し、その夜の(旧)TwitterのTLが大盛り上がりだったのは、今となっては既にちょっと懐かしさもあるかもしれません。本当にすごかった。

 

さて、自分は今までゲームセンターで「オンゲキbright MEMORYの販促ポスターを見かけた記憶がありません」。地元はゲキチュウマイ3機種が揃ってる県・自治体2位にも関わらず、です。*1

これですら、秋葉原GIGO以外で見たことがない

一応今年の夏、秋葉原GIGO3号館の階段で、上の稼働告知記事の画像の「3月3日稼働!」の部分が「好評稼働中!」になっている告知物は見かけたのですが、地元のゲーセンや県外を何件か周っても同じポスターを他に見たことが無いし、もう一つ、「bright MEMORYにはこんな曲が収録されています」という収録曲の一部が書かれたポスターに限っては本当に見たことがありません。未だにbrightの「”これからも”奏でていこうよ!」と「この曲入ってます」のポスター(↓)が貼られているところもあります。

録画環境あるのでお世話になっています(久しく動画投稿してないけど)

 

このことについては、稼働直後は「稼働が早まってポスター製作が納期に間に合わなかった」とか、メモリーチャプターが全部出た時には「あまりの収録曲の多さにポスター用の予算も尽きていた」んじゃないかとも思ったんですが、今となっては「(制作当時は)bright MEMORYが最終作想定だから、そのまま稼働し続けた場合ポスターに載っている収録曲(特に版権)もいつか削除されるかもしれないから作れなかった」んじゃないかな…という気がしています。「メインのポスター(ゲームロゴとASTERISMが載っている方)が作られなかった理由」に関しては思いつきませんが…あるいは「もっと想定稼働期間が短くなりそうだった」のかもしれません。

 

某ゲーセンの店員をされている某フォロワーさんにも訊いてみたんですが、実はこのポスター、bright MEMORYの頃にはもうゲーセンに送られてるものではなくダウンロードして店舗で印刷してください方式だったそうです。ちなみに SEGA公式HPのこちら から確認できます。

 

 

(2)稼働後、コラボチャプターから感じたもの

稼働後はメモリーチャプターだけでなく、同時進行でリバイバル含めコラボイベントも多数開催されました。「やること多すぎる!金も時間も足りねーよという声が各所から聞こえて来た記憶があります。3月~4月に開催されたリバイバルイベントは

「それでも私は生き続ける、プロジェクト奏坂ドールズ(シルバージュエル)」

バトルガールハイスクール(リバイバル)」

「CUE!(リバイバル)」

これに加えて、「魔女の旅々」、「D4DJ」、あとはbrightから引き継ぎで駅メモ!」と「リステの3回目」もやっていたのと、エイプリルフールの復刻もありました。多すぎるだろ。

 

・通常譜面とは別音源(2番の歌詞)を採用した永遠メモリー[LUNATIC](歌詞)

・バトガの新曲枠だった「Departure」(歌詞)、「空色メモリーズ」(歌詞)

・バトガとCUE!のイベントチャプター称号「先生…今までありがとう♡」、「過ごした時間と交わした約束、覚えていますか。」*2

・Heiten No Toki Ni Nagareru BGM こと「別れのワルツ」

 

他にもSpring MEMORYの時点で収録された「Girl's Party Planet!」「Princesses Holiday」「まりもとおもちゃ箱」あたりもそうなんですが、これらの曲の歌詞や称号を見て聴いて、思い出を振り返るというよりは、漠然と「終わり」の雰囲気を感じたのは自分だけではないと思いたい。これだけ一気にまとめて出してくるのはちょっと露骨では?

あと、最近金木犀 feat.Ado」を擦ってるんですが、改めて歌詞その解釈を見たらこいつも結構なものでした。おまけにMASTERの譜面製作者うさぎランドリーだし…。

 

 

(3)4周年記念のスタッフコメント

4月以降はSummer MEMORYAutumn MEMORYWinter MEMORYが開放され、そしてまさかのEND CHAPTERから感動のエンディングを迎え、その演出に全オンゲキーズが涙したと言われています。*3

当時(7月ごろ?)、「4th Aniversary Liveのアフターパンフレットのキャストコメントがやばい」という話があったんですが、なんと自分はいまだにそれを読んでいない(ライブに行けなかったので持っていない)ので、ここでは触れません。機会があったらいつでも良いんで誰か見せてください。

 

そしてオンゲキ4周年、2022年7月26日。

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なんとオンゲキbright Memory 大感謝祭チャプターLunatic18曲激重アプデと、全オンゲキーズが待っていたスタッフコメント、譜面部会報が公開。5周年記念のスタッフコメントが発表された今、再度読み返すと思うところは色々あるんですが*4、ここでは覚えておきたいところだけ抜粋して引用します。一部強調表現にしています。

 

音楽ゲームとしてのオンゲキは続いていきますが
出会いから始まり、大きな戦いを終えた
彼女たちの物語はここで一旦、一区切りとなります。

(中略)

今後、皆さんにコンテンツを提供するカタチは少し変わりますが
さまざまな事情を加味しながら
さまざまなバランスをとりながら
続けていきたいと思いますので、引き続き、お付き合い頂けば幸いです、

(コハD)

この約半年間、さまざまな事情からオンゲキは少し駆け足な運営をしてきました。

(田川D)

一つ謝罪させていただきたい。
前回の譜面部会報では今後の方針として、
『レベル15が追加されたからこれからは14+や15が今まで以上に追加されていくという方向性は現状考えておりません。(中略) よほどの理由がなければ追加はできないと思っています』
という今風呂敷を広げた状態で見ると、数か月もそこらでこの状況はあんまりじゃあねえか…という内容でした。軽率に書いてしまった結果、ユーザーの皆様の信用を下げ、また更なる不安を煽ってしまったことを深く反省しております。大変申し訳ありませんでした.

 

言い訳くさくはなってしまいますがなぜこうなったかというと、結局のところこの[よほどの理由]というのが前回の会報が世の中に出た直後に決まったためなのですが、こちらに関して詳しくはコハDのメッセージをご覧になっていだければ幸いです。一区切りというものの見せ方を最大限に表現したい、そしてここで出たものをオンゲキというゲームにおける最終地点としたいという気持ちの表れが今回のMemories of O.N.G.E.K.I.というもののすべてとなります。

(ものくろっく)

実はこのバラし方というのはオンゲキPLUSの時から既に構想としてあって、
架空の名義であるとバラさずに最終作まで取っておけるかを譜面リーダーであるものくろっくの中での課題として運営していたんだー。
まあつまりバラしたってことはオンゲキというゲームに”一区切り”がついたわけだねー。

(中略)

譜面内容で暴れつつ、

最終作にて突然「一ノ瀬リズ」というぼくの存在が抹消される。

(一ノ瀬リズ)

 

後述する5周年記念の記事でも「一区切り」について触れられますが、「最終(作)」という表現を使っているのは、実はこの時点ではものくろっくセンパイだけだったんですね…。

あと、この記事以降、ゲーム内外で(他機種でも)うさぎランドリーの名前を見なくなりました。氏もとても好きな譜面デザイナーだったので、もうSEGAにいなかったとしても元気でいてくれればいいのですが。 

 

(4)オンゲキ楽曲の豆知識【62】

2022年8月以降は2週間に1回の更新に戻り*5、チュウマイからの移植曲がしばらく続いていたわけですが、年末あたりからniconico曲、なぜか別のコンテンツのライブの最中にLunatic譜面追加を告知したうえの更新匂わせ発言*6、年明けには久しぶりの版権曲も収録されます。この時はさすがに半年以上後で千恋万歌コラボランイベまでやるとは思いませんでした。

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ところで、

マンスリーミッションでは曲のジャンル紹介が書かれた称号が手に入るわけですが、

【38】→怨撃(2022年8月)

【39】→Selenadia(9月)

【40】→μ3(10月)

【41】→HEADLINER(11月)

【42】→Recollect Lines(12月)

と来ていて、なぜか【43】ではなく【62】が2023年1月の称号でした。

(※)現在は特に告知なく番号のみ【43】に修正されています。

その後、何事もなく2月は【44】が配信されて現在までカウントされているので、単に称号の指定自体を間違えたのか、あるいは曲の流れ的に「Memories of ONGEKI.のジャンル名」が来てもおかしくなかったのに、何かの理由でゲーミングポーラーベアと差し替えたけど番号を変え忘れたのか…。*7

どちらにせよ、【62】までのジャンル称号が存在する場合、少なくとも「2024年8月」までマンスリーミッションが行われる可能性があるということです。本気か?

 

(5)FestA of PandemoniuM

2023年2月26日、KoP The 4th決勝。

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ネットワークトラブルとリステ側のコラボ告知フライングツイートを乗り越え、新イベントのオンゲキーズ王やリステコラボ、ヒメの抱き枕カバー発売告知に加え、

オンゲキは終わらせません。という力強い言葉をいただけました。ありがとうございます。仕事休みを取ってWGC Upperで観戦した甲斐があった。

 

一方で、決勝曲のFestA of PandemoniuMなんですけど、

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KOP The 3rdから受けた影響

この曲を作っていた時期にちょうどKOP The 3rdがあったので、たけるん選手VSふみの選手の決勝を間近で見ていたわけですが、(中略)自分がファイナルの曲を作るのであれば絶対にDiamond Dustの配置が置ける曲にしようというのは決めていました。

 

3rdが開催された2022年2月末(=bright MEMORY稼働前後)の時点で、KoP4thの決勝曲を制作されていたとのことです。一応「オンゲキ用の決勝曲」とは書かれていないので、もしかするとFoPが別機種の曲になっていた世界線もあるかもしれませんが、記事の流れ的には「KoP4thでオンゲキ部門を開催する」ということがbright MEMORY稼働前には決まっていた可能性が高いのではないか、というのがこの記事を読んだときに真っ先に思ったことでした。後述する「最終パッケージ」の後にKoPを開催して決勝曲はファイナリストしか遊べない、なんてことは無いはずなので、最終作想定だとしてもどこまで続けるつもりがあったのか分からなくなってきたよ?

 

(6)5周年記念のスタッフコメント

2023年7月26日、オンゲキ5周年。

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>ネットワークエラー

セガのネットワーク対応タイトル全部に共通する話なのですが
皆さんがインターネットを使うときと同じように
サーバー証明書」というセキュリティ対応を行っています。
この証明書というのは定期的に更新する必要があるのですが
なんと大会当日、オンゲキの大会真っ最中のタイミングで
この証明書の期限切れが起きてしまうという
まさかの事態が発生していました。

当日はセガのネットワーク関係者だけでなく
部門責任者も総出で緊急対応を行うことに……。

(コハD)

ネットワーク関係にはあまり詳しくないですが、ちょっと調べてみたら現在購入できるSSLサーバー証明書は397日間有効(※)らしいんですけど、2023年2月26日に切れたということは397日前はだいたい2022年1月25日(?)なので、bright MEMORY稼働前に更新されたのが最後だったんでしょうかね…。

(※)ソース:SSL証明書の有効期限切れを防ごう!防ぐためにできる5つのTipsとは? | さくらのSSL (sakura.ad.jp)

 

昨年のスタッフコメントで書かせていただいた通り、オンゲキは4周年で「一区切り」を迎えました。それは様々な意味合いを含む「一区切り」であり、当時は今後のオンゲキがどうなっていくのかチームとしても分からない状況でした。

(田川D)

こうしてまた文章を書く機会をいただきありがたいという気持ちと同時に、
前回、もう2度と書くことはないだろうという前提ですべてを込めてお届けした文章だっただけに、今こうして再度書こうすると若干の恥ずかしさがありますね。

今となっては察している方々もだいぶ多そうですが、去年の7月26日でLUNATIC18譜面を追加し、(これ今考えてもマジでありえない話し!みたいなところありますね…)譜面締め切り日の余裕も限界ギリギリまで切り詰めたほぼ最終パッケージだったわけです。

(ものくろっく)

場合によっては4周年の22年7月26日で(曲などが)最終更新、という可能性も存分にあったということです。それこそちょうどbright MEMORY稼働約1年(2023年2月)で、サーバー証明書の期限切れとともにオンラインサービスも…ということも考えられていたのかもしれない。もうすぐ2年経とうとしている今でも遊びきれてないんだから、とても1年で遊びきれるコンテンツ量じゃないんだよな。

 

エイプリルフールのネタ決めは時には前年のエイプリルフールが起こる前に決めなければならないこともあります。

(緑化委員長)

FoPの項でもそうですし、チュウニズムのスタッフコメント*8でも記載があったと思うんですが、やはり大体実装1年前ごろには準備が行われているらしいです。

 

(7)ここまでのまとめ

随分長くなってきたので、一旦時系列をまとめてみましょう。

なるほど分かりやすい(自画自賛)

運営側の決定の細かい日付は分かりませんが、多分こんな感じなんじゃないかなと。

実際に表にしてみて思ったんですけど、今まで通り他の機種同様にメジャーアプデ+マイナーアプデ(PLUS化)でだいたい1年1か月周期で更新した場合、2022年4月にbright MEMORYが稼働して11月ごろまで稼働する予定だったとしたら、ちょうど春・夏・秋まではおよそリアルタイムの季節に合わせてメモリーチャプターを公開できたかもしれないし、11月ごろにラスボスを出してそのままKoP4th予選、決勝、そして区切りがいいところで新筐体稼働!みたいな世界線もあったかもしれない。激アツじゃないですか?

なのに、7月末までに一旦更新を終えることが決まってしまった。特に(1)でも書きましたが、bright稼働期間を短くして、bright MEMORYを3月稼働にした理由があるとすれば、もしかすると─────*9

 

 

(8)そして本題。

続きはこちら!

memorigesoff.hatenablog.com

 

*1:まさか全国2位の設置店舗数とは思わなかった

*2:今確認したら2個とも取ってなくて割と絶望しました。オイ!

*3:Twitter調べ

*4:この記事を書くにあたってちゃんと全文読み返しました

*5:改めて思い返すと、SUMMER以降3年近くほぼ毎週更新できていたペースがどう考えても異常すぎるし、毎週追いかけ続けていた自分たちもすごい

*6:Re:ステージ!PRISM☆LIVE!!4th STAGE ~Reboot~の牧野天音さんの「来年(2023年)も何か動きがあるかも?とのことなので~」という発言

*7:テンキーの打ち間違えで43を62とするのは考えづらい。某ワンダーバングルの全回避じゃあるまいし

*8:旧作のチュウニペンギンのランクを上げると読めるようになるアレ

*9:3月といえば年度末、”決算期”です。SpringMemory(以降)の売上でやっぱり続行が決まったのでは?という見方もできる