徒然草です。
世間は12月25日。つまり……「ゲキ!チュウマイアドカレ2023」も無事に今日終了しました! 今回も攻略記事、成長記録、考察、リアルイベントの記事、コラボ希望のコンテンツ紹介、行脚記録、そして怪文書と多岐にわたり、毎年参加していただいている方々だけでなく、今回登録していなくても寄稿していただいた方、さらには高校生の方もいらっしゃったようで、ありがたい限りです。ご参加いただいた皆様、お読みいただいた皆様、本当にありがとうございました!!!!!
○1枠目
○2枠目
ちなみに自分の近況はというと、仕事のド年末進行に加えてオンゲキのランキングイベントが開催されているせいで、本当に身体が破壊されそうです。あと2日間あります。マジがんばります…。なんで走ろうと思う時に限って年末(今回)や年度末(第4回リステ)なんですかね?
さて、この記事では「今年のアドカレでどうしても書きたかったけど色々あって書けなかったこと」を書いておこうと思います。しかしそれを最初から書いていったら書けなかった要因のメインに当たる暗い内容の前置きだけで7000字を超えたので、そっちは別の記事に分けました。お時間あったらこの記事を読んだ後でもいいので見てほしいです。
では本題行きましょう。
夏宵スターマインの歌詞を考察する
オンゲキ5周年記念として制作されたこの曲、当然オンゲキで一番いい曲です。MASTERで本当に花火が打ちあがる演出、とても良かったです。
オンゲキはアップデートごとにテーマソングがPV付きで作られてきました*1。振り返ってみれば、アニメで例えると「メジャーアップデートの主題歌はオープニングテーマ、PLUSの主題歌はエンディングテーマっぽい」気がします。特にRED以降は顕著じゃないでしょうか。
一方でこの夏宵スターマイン、「bright MEMORYの次回作のオープニングテーマ」という感じの曲調ではないと思う*2ので、今までとは少し変わった発注をされたのかもしれません。
聴いたことある方もない方も、まずは歌詞を見て欲しいんですけど、
一見「大切な人と夏の夜に花火を見る曲」ですが、歌詞を見ていて「?」となる場所がありました。それは
ごらん 最後の花が咲いてく
眩しく揺れる まほろばの空
僕ら歓声をあげた
最後の部分の「まほろばの空」です。「まほろば」って何だっけ?
まほろばとは、「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味の日本の古語。「まほらば」「まほらま」「まほら」ともいう。楽園。理想郷。
素晴らしい場所、楽園、理想郷だそうです。
すると、この曲は「単に近所の神社とかに夏祭りで花火を見に来た」わけではなく、「とても素晴らしい場所、理想郷で、夏の終わりに打ちあがった花火を見ている」ことになります。ちなみにAメロの歌詞に「金魚」が出てきますが、どうやら金魚は「金余(きんよ=金が余る)」と発音が似ていることから「金運」の象徴として用いられることがあるらしいです。おいおい。
また、2番のサビでは
瞳に落ちるあざやかな色
魔法掛かるような、世界ならここに
という部分もあるので、やっぱり舞台は「僕ら」にとっても特別な場所、あるいは世界なのではないでしょうか。単純に花火がたくさん上がりすぎて綺麗なだけでは?という意見が来るかもしれませんが気にしません
さて、ここからはちょっと強引かもしれませんが、オンゲキ5周年記念曲として作られたこの曲は、「ゲキチュウマイのコンテンツ、1年前に準備する法則」(長すぎて分けた方の記事参照)に則って考えれば、2023年7月に発表される曲が作られたのは2022年の7月前後、つまり4周年を前に「まだオンゲキの更新が続くことが決まった頃」の可能性があります。その時間軸でもちょうど夏です。*3
そうなると、もしかしてこの曲の歌詞って
「僕」=「運営」
「キミ」=「ユーザー」*4
「光」、「花」=「コンテンツの更新」
「まほろば」=「オンゲキ」そのもの
なんじゃないかと思えて来たんですよね。
頭上いっぱいに咲いて消えてく
夢のような光
ひとつ花がまた打ちあがった
まるで一瞬を まぶしく照らすように
なにを願うのか その横顔じゃ
分かりきらない夏の終わり
それでもキミと並んでいたい
明日も一年後もいつだってずっと
なんてことない思い出に変わってゆくとしても
あの輝き一緒に掴み取れたら
どうでしょう。案外的を得ているような気がしてきました。
そして最後の部分。
きっと鮮明さ その横顔は
そんな気がした夏の終わり
一つもキミは気づかないまま
こっち見て笑った
ごらん最後の花が咲いてく
眩しく揺れる まほろばの空
僕ら歓声をあげた
「僕ら」ということは「僕とキミ=運営もユーザーも合わせて」歓声をあげたはずなんですが、「僕=運営」と「キミ=ユーザー」で、歓声をあげた対象が違う可能性があります。すなわち、
「キミ」→Memories of O.N.G.E.K.I.の最終演出に。
「僕」→更新が7月以降もまだ続けられることに。
ユーザー側は「この先を何も知らないまま、あの素晴らしい演出に」TLで歓声をあげました。じゃあ運営は?「最後の花(4周年のアップデート)が打ち上がる…と思ったけど、オンゲキの更新やっぱり続けよう!」って決まったら歓声をあげるでしょ*5。我々だけじゃなく、当然スタッフもオンゲキが大好きだろうから。*6そうじゃなきゃ、いくら最終作になっていたとしても、あれだけ膨大なコンテンツと楽曲と演出を詰め込んだゲームは完成しなかったと思います。
おわりに
今年もオンゲキばっかりやってましたが、今回は主催なので、この言葉で締めようと思います。来年もまだまだ遊べることに感謝をこめて。
2024年も、ゲキチュウマイが楽しくプレイできますように。*7
2023年12月25日 徒然草(@MemorigesOff)
*1:bright MEMORYのテーマソングは位置づけ的にもHEADLINERでしょう
*2:個人の感想です
*3:古文や短歌では1月から3か月ごとに春夏秋冬を分けるので、夏の終わり=6月になるような気もする。
*4:「キミ」の方が何かに気づかない、「僕」は「キミ」の願いが分からない、ため
*5:スタッフコメントを見る限り現スタッフ全員が別機種と掛け持ちしているので、嬉しい悲鳴の可能性も…
*6:このソースは一昨年のたけるんさんのアドカレです。 我々はなぜオンゲキが好きなのか【#オンゲキアドカレ 2021】 - takerun3367のいろいろ (noise.blue)
*7:来年はもう少しチュウマイもプレイしたいぞ