お気持ち表明 Vol.2

つっぱれ~~~~~

徒然草です。

 

年が明けてから令和最高にオモシレー譜面が実装されて相変わらず最高の音ゲー*1ことオンゲキですが、今日は今まで自分が目を背けて来た部分について考えてみようと思います。

 

あらかじめ予防線を張っておきますが、ここから先の内容に関しては正確性は担保されていません。なぜなら自分の推測を多分に含むうえ、そもそも正しいかどうか不明だからです。また、間違いなく正しいという内容をご存じの方はこっそりDMとかでご一報いただけると助かります。

 

 

(1)☆正のオンゲキ☆とは?

1から話すと長いので簡潔に書くと、「判定調整Bを利用して、ボスが出現する前のノートをボスが出現してから無理やり拾う事によりOVER DAMAGEを伸ばす技術」です。(命名:自分)

詳しくはこのblogの過去の記事をご覧ください。

 

 

(2)フレームルールとは?

多くの音ゲーで採用されている(と思われている)、フレームルールという概念があります。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

 

w.atwiki.jp

 

 

kennichino.hatenablog.jp

 

実は自分がこのwikiの記事の内容を知ったのは、実は†負のオンゲキ†は完成していて、☆正のオンゲキ☆という言葉が生まれる前くらいだったので、2021年の秋ごろだったかと記憶しています。けにちのさんの書かれた記事も同じ内容に触れていらっしゃるので、そちらも合わせてどうぞ。

 

まとめると、「小数点以下のフレーム(例:123.45F)のタイミングでボタンを押しても、判定処理は1フレームごとにしか行われない(→124.0Fで判定される)」「フレームをまたいだ判定は、次の整数フレームのタイミングまでが判定幅になる」という内容です。そうでないと判定が狭くなる(理屈は該当記事を参照のこと)ので、その方が我々プレイヤーとしてはありがたいのですが。

 

 

(3)根本的な問題

本記事で取り上げる内容、そろそろ想像がついた方もおられるのではないでしょうか。あるいは、今までツッコミたかったけど「何言ってんだこいつ」みたいに笑ってた方もいるかもしれません。

 

「☆正のオンゲキ☆の表で推定猶予が0.xフレームとか書かれてるけど、本当に小数点以下なの?」

 

はい。誠に申し訳ないんですが、上の記事の内容に則って考えれば実は全部ウソです(爆笑)。次の項で実際に考えてみましょう。

 

 

(4)その1:BPM150の場合

例として、BPM150で、10小節目の1拍目にボスが出る場合を考えます。BPM150は3600族で全ての判定がフレームの枠からズレないということを利用して考えてみましょう。

10小節目でボスが出る場合、曲が始まってからボスが出てくるまでに4分音符は37個あり、10小節目までの経過フレームは864Fです。(37個目でボスが出ます)

 

一応、縦1マス0.2フレームです

フレームの幅と判定の幅が完全に一致しているので、一番きれいな図になります。ここで864F~866Fまでに入力できれば、この赤TAPでボスにダメージが入るわけですね。

余談なんですが、ここまでは☆正のオンゲキ☆ではありません。*2

 

では次に、16分手前に緑TAPを配置してみます。BPM150の16分は6フレーム間隔なので…

 

普通だったら緑TAPはボスが出現してから入力できないが…

 

この状態では、緑TAPの判定上、ボスにダメージを与えることができないのですが、ここで判定Bを+2.0にしてみると、

 

あら不思議!

 

赤TAPも緑TAPも後ろに+2.0フレーム分動いた結果、緑TAPのHIT判定がボス出現ラインを超えたので、ボスが出てきてから緑ボタンを押すとHITで反応してダメージが入ります。これが☆正のオンゲキ☆です。

 

では、判定Bが+1.4とかだったらどうなるんでしょうか?

 

???

一応、+1.4フレームにより865.4FまでHIT判定が存在することになるわけですが、フレームルールに則って考えると、865.1Fに押しても865.39Fに押しても865.41~865.99Fに押しても、判定される位置は866Fになるはずです。要は、【?】の位置でもちゃんとHIT判定で拾えるってことになります。つまりこの場合はボス出現後にHITの猶予が2Fあるわけです。

このことを全ての☆正のオンゲキ☆の対象曲に当てはめれば、今まで猶予0.5フレとか1.3フレとか言ってたのが全部ウソになって、小数点以下は切り上げた値が正しい猶予になります。すまん!

 

 

(5)その2:BPM170の場合

次の例として、BPM170で、65小節目の1拍目にボスが出る場合を考えます。これが何の曲なのか想像がついたら、あなたはもう手遅れです。正のオンゲキからは逃げられません。*3

 

この場合、曲が始まってからボスが出てくるまでに4分音符は257個あり、65小節目までの経過フレームは5427.17Fです。(257個目でボスが出ます)

この時点でちょっと変

とりあえずそれっぽい位置に配置してみたのですが、この場合はかなり複雑です。先の触れたように判定位置がフレームルールで変化するだけでなく、「ボスの出現は小節線(またはn拍目)で指定されていると思われるので、フレームの中間にあった場合はあらゆる処理がどうなるのか?」という問題です。しかも普通に考えれば、出現タイミングがフレームの区切りに綺麗に載らない譜面が圧倒的多数になるのは自明でしょう。

 

 

・少なくとも5427.0F地点では出現しない(出現する小節数に達していないので)

・5427.17F到達後、フレームルールにより、5428.0Fに切り替え処理(ボス出現ボイスやHPの変更)が発生

・フレームルールの都合上、出現と同時に置かれているノートは5428F以降のボス出現後判定をもつ(5427.17F~99Fに処理した場合、5428Fに押したと扱われる?)

・出現する寸前(5427.00F~5427.16F)に押した場合は、ボスにダメージが入るのか?

・同様に☆正のオンゲキ☆でねじ込む場合、直前ノートの5427.00F~5427.99Fの判定幅および押した場合はどうなる?

・あるいは、手前側にもフレームルールで判定が引き延ばされて、5427.0F地点でボスが出現した処理がされる?

 

ここまで考えたんですが、全くわからん!ということで諦めましたw

 

 

(6)☆正のオンゲキ☆をやりこんでいる狂人の方向けの話

実は小数点以下なんて無かった!みたいな話をしましたが、仮に全部1F以上の猶予があったとしても、明らかに入れやすい曲、入れづらい曲があると思うんですよ。鳥の詩とかLINKとか星屑ユートピアとかProminenceとかつっぱれ!にゃんきー魂とか、逆に入れやすい曲だとHainuweleとかレータイスパークEXとか

やっぱり、小数点以下の猶予が狭い方が難しい、という方がしっくりきません?そういうことにしたい。(個人的には)

 

 

(7)おわりに

色々考えて一周回って思ったのは、原点に帰ろうということです。

アドカレの時にも書きましたがもう一度言います。

 

 

「スコアタルートが通った瞬間の緊張感の中でプレイしているのが最高に楽しいし、理論値スコアを塗り替えて全国ランキング単独1位になっている状況が最高に気持ちいい」

 

 

 

5年半遊んでも分からないこと、やりたいことは山ほど残ってる。まだまだ終わらないでくれ。

 

*1:個人の感想です

*2:意外と勘違いしている方がいるっぽいのですが、これはただの「遅入れ」です。

*3:答えは→ fulgente(flip-side color mix) です